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年回法要など寺の法事の日取りの決め方とは?

年回法要など寺の法事の日取りの決め方とは? 家族が亡くなると、お通夜や告別式などの儀式が行われるのが通例です。儀式はこれで終わりではなく、三回忌などの年回法要が営まれることになります。このような法事に法律上の取り決めはほとんどありません。遺族がある程度は自由に営むことができますが、お世話になっている寺院との関係は大切です。法事では僧侶による読経が欠かせないため、スケジュールの決め方には寺院との連絡が欠かせません。法事を開催するときは、だいたいのスケジュールを遺族側で決めたあと、なるべく早いタイミングで寺院に相談しましょう。時期によっては僧侶が忙しくなるため、想定していたスケジュールが実現できない可能性もあります。親族の予定も考慮しなければいけませんが、まずは寺院側の意向を確認しておくと具体的な日取りを決めやすくなります。参列予定の親族に急な連絡をせずにすむように、できるだけ余裕を持って対応することが大切です。日取りの決め方についてわからない点があるときは、年長者に相談すると安心です。

そもそもお寺で行う法事とは?その目的は?

そもそもお寺で行う法事とは?その目的は? 亡くなった後、節目の時期になるとお寺で法事が催されることがありますが、これは本来は「法要」といいます。法要は本来、仏教の始祖である釈迦の教えを知ることを意味している言葉で、時の流れとともに次第に仏教行事そのものを指す言葉として定着するようになりました。 したがって、法事(法要)の目的は様々であり、ひとことでは言い表すことはできません。例えば、亡くなってから節目にあたる時期に行われる法事は、死者の冥福を祈るための儀式で、完成したお墓に遺骨を納める際に行われる「開眼法要」は、仏の魂をお墓に入れて安置させるための儀式です。開眼法要はお寺を新築したり、修繕が完了した後にも行われますが、このときは「落慶法要」と呼ばれる行事の中で行われ、本尊にあたる仏像に魂を入れます。落慶法要自体は、新しい建物の完成を祝う性格が強い儀式です。 また、仏教やその中の宗派において重要な人物の生誕からの節目の年にも、特別に法事が営まれることがあります。この行事は通常より大規模に行われ、記念行事も企画されます。このときに行われるものは、仏教の教えを知るという本来の意味に近い目的があります。

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